――無観客でのステージとなってしまいましたが、今日一日、練習から本番へと気持ちを切らさずやり遂げた感想をお聞かせください。
浜浦:今日は限られた時間しかありませんでしたが、メンバーみんな自主練もしてきていたのでクオリティーが高い、いい状態のパフォーマンスができたんじゃないかと思います。お客さんに見ていただけなかったのはすごく残念なんですが、でもその分じっくりと時間を懸けて、一つひとつの曲を丁寧に表現することができました。
稲場:今、すごく幸せなすがすがしい気持ちです。それが本当に良かったと思います。というのも、長編で梅棒さんの舞台をやるって聞いた時は不安が大きくて、そして実際に振りを付けてもらっても全然覚えられなくて、もう自主練だけでどうにかなるものではないなという思いが強かったからです。でも、みんなで一緒になって細かいところまで突き詰めてやることができました。
平井:今回、お客さんが入らないことになってしまい、それはすごく残念なんですけど、完成度が高くて良いものを、この7人で作れたっていうのが大きくて…何て言いますか…あれ、忘れちゃった。
(全員爆笑)
あっ!! そうだ。自分の力不足っていうのもあるんですけど、今までは毎回、悔いが残っていたんですね。今回も、もっとこうすれば良かったなという思いはあるんですが、それは暗い後悔ではないんです。メンバー7人と、そしてスタッフさんとで頑張ることができて、「終わった!」っていう感じで心が軽いです(笑)。
秋山:私はヒロイン役をいただいて、まず「私なんかでいいの?」って思いました(笑)。練習中は自分の役に入り込むことが難しくて、うまくできていませんでした。でも今日、いつも自分が着ないような衣装を着させていただいて気分が出てきました。それにペアになった加賀さんが、「ここは出るタイミングだよ」とか「次はこうしよう」とリードしてくれたので、すごく心強かったです。あと、みなさんの表情がすごくカッコよくて勉強になりました。
佐々木:梅棒さんのステージを実際に生で見させていただいて、「これをやるよ」って言われた時には、本当に出来るのかって不安だったんですよ。でもここまで出来たのは、やっぱりこのメンバーだからこそなんだと思います。
私は石田さんとぶつかることが多い役で、それがとても印象的でした。練習では突き飛ばしたりしなかったのに、衣装を着た途端、役が舞い降りて来たのか、石田さんに切れてしまったんです(笑)。もちろん実際に怒ったわけではなくて、役がそうさせてくれたんだと思います。
石田:やられた時に「あっ、本番で熱入るタイプなのね、オッケー私も!」ってスイッチが入りました。
(全員爆笑)
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