4月12日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)では、新型コロナウイルスによる政府の緊急経済対策(フリーランス含む個人事業主に最大100万円・中小企業に200万円融資)について、ゲストで登場した元経済産業省官僚でコメンテーターの岸博幸が苦言を呈する場面があった。
岸は、番組内で発表した「あきらめ倒産」の数、28都道府県で51件(東京商工リサーチ/4月10日現在)に対し、「おそらく倒産の数は、あくまで東京商工リサーチがつかんでいる、ある程度の規模の中小企業だけを対象ですので、零細企業とか個人事業主含めれば、もっと倒産の数は多いと思います」と発言。
「だからこそ、今回の政府の補助金ですね、中小企業最大200万円。これをもっともっと配らないとまずいのが、問題は予算規模が小さくて、中小企業全体の1/3しかカバーできませんから、政府はこういうときこそもっとお金を使ってほしいし、企業も側も諦めないで、とにかく政府の緊急対策をフルに活用して、意地でも生き延びると言うことをやって欲しいんですね」と強く訴えた。
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