“プデュ”や「HEART SIGNAL」も…韓国発エンタメの主流は視聴者を巻き込む“半・参加型”コンテンツ

2020/04/15 16:00 配信

アイドル

音声はそのままに日本語字幕で視聴可能


「HEART SIGNAL3」より(C)ABEMA


日本のSNSでは「韓国で放送されてすぐにABEMAで見られるの最高」「日本語字幕ついてるのめちゃくちゃありがたい」など喜びの声が多く寄せられ、日本でも番組にハマる人が増えている。

徐々に明かされる出演者たちの職業や、秘められた恋心に、見ている方もニヤニヤ、ドキドキしてしまう。意中の女性へ第一印象から徹底して積極的にアプローチする男性や、その行動に露骨なライバル心を燃やす者、穏やかで物静かではあるがハイスペックな好青年など、出演者のキャラクターも濃く、見る者を飽きさせない。

初めて見るという人もきっと、最後のラブライン推理タイムには、一緒になって恋の予想をしてしまうだろう。ABEMAビデオではシーズン1の「HEART SIGNAL」、シーズン2の「HEART SIGNAL2」も視聴可能だ。

「HEART SIGNAL2」(C)ABEMA


“スターのたまご”たちと視聴者の距離が近い


「HEART SIGNAL3」より(C)ABEMA


「PRODUCE 101」も「HEART SIGNAL」も、番組企画と出演者は、芸能デビューや恋の成就など、それぞれの目的に向かって進んでいるだけである。

それでも人気の理由が視聴者の“半・参加型”と銘打ったのは、視聴者が企画そのものを身近に感じながら、出演者の夢や恋愛を応援したくなるような作りになっているし、番組のファン同士がSNSを使って展開予想をリアルタイムで行い、いつの間にか夢中になってしまう面白さがあるからだ。

また、スターダムに上がっていく出演者たちが、芸能人として仕上がっているわけではなく、全員“スターのたまご”である部分も近しい友だちが参加しているような気分にさせてくれる。

外国のテレビ番組が日本国内で流行するときにはいつも、ファンの熱い支持の声が先に飛び交う。話題となるコンテンツは、視聴者によって生まれるのだ。