――個人的に注目しているポイントは?
福徳:がつがつ積極的な子は平気でずっと目を見ながら話せたりするんですけど、やっぱりうじうじしたりするタイプの子は目をそらしたりして、そこで性格がだいたいわかるので、僕は目線を良く見ています。あとは、誰がリーダーシップを取っているのかとか、学生時代はリーダーシップを取っている人がモテたし、それは社会に出ても変わらないのかなとか、考えながら見ちゃいますね。
小籔:うちの娘・息子もいつかこういうことになるんじゃないかと思って、そうなった時にどうアドバイスをするか、そういう目線で結婚・恋愛・相手などについて話を聞いているような感じです。自分の子供たちの恋愛・結婚をどうサポートするかというのを考えていて、子供が18歳になるまでに自分の考えをどうするかをきちんと伝えていこうと思っています。
工藤:どれくらいのスピード感で手をつなぐかですね(笑)。あと、最初はいい感じだったのにささいなことがきっかけで関係が変わってしまったりするので、そういう意味では見ていて目が離せないなと思います。でも高校生の時ってそういう感じだったなと、見ていて思い返すことも良くあります。
井上:全員で自由に座っていいよとかいう時に、まだ好きな子を誘えなかったり、思春期ど真ん中感を感じられるのが「今日好き」の1つのポイントなんじゃないかなと。まだ大人の階段上り切ってない子たちも出ているし、背伸びして登ってる子たちも出ているし、学校生活でませてるやつ、ませてないやつっているじゃないですか?その混ざり方が不協和を生んで面白いです。
――番組を通して学んだことはありますか?
小籔:「さよプロ」を見て、既婚者は付き合っている時を思い出すきっかけになってくれればいいなと思います。初心に帰れると思うし。あとは付き合っている人はこういう危機が来るかもしれない、こんなことでけんかするかもしれない、というのが勉強になるんじゃないですかね。
福徳:学べることは山ほどあって、女性ってこれそんなに嫌うんだとか、大きく分けると10個くらいあったと思うんですけど、でもそれを全部マスターしたら、逆にめっちゃおもろない男になると思うんですよね。やっぱり全部満点だったらただの“丸”なんで面白くなくなるし、でこぼこなほうが欠点があっていいと思います。
井上:バカみたいに好きって気持ちを伝えることの大切さは学べますよね。大人になると好きって言葉を言わなくなるし、お互い両思いでもその空気感で時間を過ごすことはあっても、言葉にする・行動に移すっていうことはあまりしなくなっていくので、そういう部分の大切さは高校生から感じるし、伝わってきます。
工藤:グイグイいきたいけどいけない子とか、逆にグイグイいき過ぎて相手に一歩引かれてしまう子とか。また相手によって変わったりするものなので、駆け引きというか、塩梅がすごく難しい。そういったなかなかうまくいかない“リアル”な感じが「恋ステ」には多いです。「かっこいい」「かわいい」とかだけでなく、性格的な相性も大事なんだなと見ていて思います。
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