――櫻井さんと西山さんにお伺いしたいのですが、お二人は2019年に発売したコミックス1巻のプロモーションビデオから同キャラクターを演じられていますが、今回ドラマCDの収録をされて、キャラクターに対する印象の変化などはありましたか?
櫻井:あまり変化はないですね。初めに受けた印象のままというか、周りから「ど天然」という認識をされている人なので、狙っている感じにはならないほうがいいなとは思っていました。
(白崎は)いたって真面目で良い人っていう、そういうシンプルな軸を大事にしたかったです。
西山:僕も印象が大きく変わるということはなかったです。ただ、話数をやっていくごとにどんどん桃瀬の緊張感が和らいでいくなというのは、今回のドラマCDの収録ですごく感じましたね。
冒頭に毎回「胃痛で転職した」っていうセリフがあるんですけど、そういうのも最初と最後だと読み方も変わってくるなと思いつつ、そういう所も含めて、ドラマCD一本通して、桃瀬の心境の変化を出せていたらいいなって思いました。
――印象に残っているシーンやお気に入りのセリフを教えてください。
西山:青山さんがいっぱい笑ってましたね(笑)。嬉しそうでした。
杉田:本来ならSE処理するような「ぱぁぁぁ」っていう部分を笑い声で、音声で表現しました。その時々の状況で嬉しさの種類って変わるので、意図的に変えています。
鈴木:最高でした。
下野:なんかお約束みたいなものだよね。
杉田:金城君がたつ君(鈴木達央)で、実際の関係も先輩と後輩なのでそれも嬉しかったです。
鈴木:いや、本当にそれはありましたね。
鈴木:俺はそうですね、金城が「くしょかわ」とか独特な言い回しをするところから、彼のアイデンティティみたいなものが見えてきて、そういったところが(コミックスにも)表現として書き文字でも書いてあるし、自分でも言ったりするので、そういったところをどうやって表現したらいいのかな? ってところでは印象的でしたね。
櫻井:さっき西山君が言ってたんですけど、必ずお話の始まりに桃瀬の言葉があって、それが印象的でしたね。これがあることによって、時間の流れも分かるというか、そこは素敵だなって思いましたね。
(白崎主任は)本当にいい人っていうか、めちゃくちゃ優しい人だなって思うんですけど、このままいくと100人くらい部下ができるんじゃないかって。
一同:(笑)。
下野:100人出来たら独立します(笑)。
櫻井:野心を持って。
下野:野心は持っててほしくないなー(笑)。
櫻井:まぁ、あんまりそういうギラギラした感情は(白崎主任は)持たないでしょうから。それでもああいう良い縦の関係が築ける人って素敵ですね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)