――共演する柳楽優弥さん、井上真央さんはいかがですか?
柳楽優弥さんは黒木蔵人にぴったりで、柳楽さんが原作の黒木をどのように演じ、体現されるのかとても楽しみです。
僕より柳楽さんの方が若いのですが、黒木の威厳にすぐに後輩になれるような気がしています。彼の過去を知るものとして、どのような掛け合いが生まれるのか、今からとてもわくわくしています。
井上真央さんもまさに佐倉麻衣で、快活な佐倉と黒木の関係ももちろん楽しみですし、灰谷が佐倉にどのように関わっていくのか、期待していてほしいと思います。
――受験の思い出などありますか?
今思えば、中学受験はとても大変でした。学校が終われば毎日のように塾に行き、帰宅して大量の宿題をこなす。それでいて、シビアに成績でクラスが分けられます。
われながらよくあの日々を生き抜いたと思います。私は二校受けて、第二志望に合格しました。
ですので不合格の悲しみと合格の喜び、どちらも知っています。とはいえその合格も、補欠一番という、きまりの悪いかたちでした。
自分の受験番号が合格になく、補欠の最上段にあるのを見たとき、天国と地獄が同時に降りかかってきたような感覚でした。しかし今振り返れば、どれもいい経験だったと思えます。
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