今回、恥ずかしながらギャルソンという言葉を初めて知りました。フレンチに関しての知識は全くなかったので新しい世界に触れた感覚があります。
武田真治さんとは初めてご一緒させて頂いたのですが、現場での在り方や周りへの配慮、役と真摯(しんし)に向き合う姿はすごくストイックで懐が深くて、とてもすてきな方でした。なので、伊藤への憧憬(しょうけい)の念や心酔する思いを抱くのは難しくなかったです。ご一緒できて光栄でした。
明智と苺(小芝風花)は、二人をくっつけようとする桃子(富田望生)の計らいで近所にオープンした激安立ち食いフレンチへ。料理の味そっちのけで写真を撮りまくる客にあきれつつも、激安店の需要に納得する明智。一方、苺は殺人鬼・マリア(小池栄子)と明智の関係が気になっていた。
翌日、激安立ち食いフレンチの台頭で売り上げが低迷していた近所のフレンチレストラン「メゾン・ヴェリテ」で、客が喉にパンを詰まらせ窒息死する。明智は店の厨房にモナリザの絵葉書があったという刑事・高橋(佐藤寛太)の話から、マリアが絡んだ事件だと確信。警部・上遠野(北村有起哉)も、死亡した岩本(中村靖日)が平日に高額のランチコースを食べていたことを不審に思う。だが、店長兼シェフの伊藤が岩本を助けようとしていたという。
そんな中、伊藤が連絡をとっていたのはパリにいるマリアだった。翌日、グルメサイトに上がっている写真に目を留めた明智は、苺と共に店へ向かう。
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