BSジャパンでは、7月7日(木)から、ドイツ国内の鉄道路線を紹介する、「ドイツ鉄道の旅」が全13回で放送される。
番組では、国内はもとより、ヨーロッパ大陸の各国をダイナミックにつないでいるドイツの鉄道網に密着。ドイツ国内の高速列車ICEや、地下鉄、路面電車、世界最古のモノレールから海上を走る列車まで、さまざまな鉄道路線を取り上げ、大都市から田舎までを鉄道で旅する。鉄道以外にも、車窓からの美しい景色やドイツの世界遺産、さらには、おすすめグルメの情報など、ドイツの魅力を伝えていく。
初回は、ヴェルニゲローデを基点とする観光鉄道であるハルツ狭軌鉄道に乗車。小さな田舎町ヴェルニゲローデは、ゲーテの戯曲「ファウスト」で魔女が集まるところとされている。バームクーヘン発祥の地でもあるヴェルニゲローデは土産物店に並ぶ魔女と観光を楽しむお年寄りが目立つ。旧東ドイツから大きく様変わりした町を紹介していく。
また、7月14日(木)の2回目は、フランスをはじめ周辺各国への路線の起点となっている「フランクフルト」の鉄道路線を取り上げる。フランクフルトの市内交通は、網の目のように線路を張り巡らせた地下鉄と路面電車が、市民の足を支えている。特に路面電車は便利で、狭い路地や郊外の住宅地までを軽快に走る。さらに、夕方になると現れる、お酒が飲める「リンゴ酒電車」など珍しい路面電車も紹介。7月21日(木)の3回目は、オーストリアのインスブルックにも近い、ふもとの町ガルミッシュから標高2900mのドイツアルプス・ツークシュピッツへ向かい、登山電車へ乗り込む。まさによじ登るといった登山電車の運転席からの景色を紹介する。7月28日(木)の4回目は、ドイツ連邦共和国ザクセン州の州都であるドレスデンへ向かう。ドレスデン近郊には、レスニッツグルント鉄道などSLが走る鉄道がいたるところにある。それ以外にも路面電車やカーゴトラム、市電の貨物列車が走る街並みを紹介していく。
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