――初共演となった沙織役・伊藤沙莉さんの印象はいかがでしたか?
沙莉ちゃんに助けてもらったことは、本当にたくさんありました。現場の雰囲気が良くなったのも、沙莉ちゃんのおかげです。「なんやそれ」ってツッコんでくれたり、面白い時は笑ってくれたり、カメラ前以外でもそういう雰囲気だったので、それが本当に救いで。ほどよい距離感を作り出してくれたので、沙莉ちゃんとじゃなかったら、この光源氏はできなかったと思います。
――光にとっての沙織は、どんな存在だと思いますか?
序盤は平安時代から来た自分を受け入れてくれる存在として沙織さんに安心感を抱いていますが、初めて出会う現代女性でもあるので、平安時代の男女とは異なる関係性が築かれていきます。平安の女性にはない快活さに新鮮味を感じると同時に、沙織さんは自分に自信のないタイプ。だからこそ光は「そのままでいいんだよ」と肯定していくんですが、それは沙織さんをいとおしいと思っているからこその発言だなと感じます。
――4月25日(土)放送の第4回からは、光の義兄の中将(桐山漣)や、ホストのカイン(神尾楓珠)らが登場してきます。二人についての印象をお聞かせください。
中将さんはすごくいい人です。沙織と似て、ちょっと足踏みしてしまうところが後半垣間見えるので、そこもチェックしていただきたいです。それから、カインはホストでチャラいイメージがありますが、実は彼が一番まとも。ということで、演じる神尾楓珠くんも見どころだと思います。
――第4話で沙織は光への恋心を確信し、5/2(土)放送の第5話ではその気持ちを払拭するために苦手な婚活パーティーに行ったりしますが、千葉さん的、今後の見どころを教えてください。
沙織さんとの恋愛面では、第1話から2人が繰り広げてきたくだらないやり取りが、いとおしくてとてもいい時間だなと思ったので、そこを見ていただきたいです。加えて、個人的には中将と光の友情にグッと来たので、そこも注目してください。
――最後に、もし沙織のように、千葉さんの家に平安貴族の女性が来たらどうしますか?
家に他人がいること自体が苦手なのでちょっと…(笑)ですが、平安貴族だったら勝手が分からないので、面白いかもしれないですね。二泊三日ぐらいだったら(笑)。何か体験するなら、マリオカートとか? 作品の中でも、沙織さんと光は一緒にテレビを見たり、プリクラを撮ったりするのですが、そういう現代ならではのことをするだけで面白いんじゃないかなと思います。
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