注目新人デュオ・all at once、亀田誠治アレンジのバラード曲「12cm」は『奇跡でしかない』

2020/04/22 12:00 配信

芸能一般 インタビュー

all at onceがインタビューに応じた

ITSUKI「声をかけてもらえたのは、“歌の純粋さ、真っすぐさ”が理由」


イベント出演を皮切りに、学校でのイベントを中心に、都内のライブハウスでカバー曲を披露し、ライブを重ねていった2人。そして彼らの真っすぐな歌声が担当者の目に留まり、今の事務所に所属することに。

ITSUKI「僕たちが今の事務所に声をかけてもらえたのは、“歌の純粋さ、真っすぐさ”が理由。それを使って新しいムーブメントを作るには、僕たち2人だけではできないと思って。スタッフさんやファンの皆さんなど、多くの人を巻き込みたいという思いを込めて、『all at once』という名前になりました」

さまざまなジャンルの楽曲を試行錯誤した結果、自分たちの声に合い、なおかつ真っすぐさを伝えられると思ったのが、バラード曲だった。6分超の壮大なバラード曲となる「12cm」は、男女の身長差や微妙な距離感が組み込まれた純愛ラブストーリーが紡がれている。

NARITO「12cmは、男女の何とも言えない距離感を表しているんです。歌詞の中に『同じ目線にかがんで空を見上げた』とありますが、好きな人と距離が近づくと、ドキドキしてしまう、あの感覚、想像しながら聞いていただけたら」

ITSUKI「1番では友達で『この関係を壊したくない』という思いから踏み込むか踏み込まないかを考えているけど、2番では振り切って気持ちを伝えようとしています。

そして、大サビで2人がつながる。心の中の葛藤が組み込まれているので、そこは注目してほしいですね。恋愛で悩んでいる方をはじめ、誰もが体験したことがあるような出来事が描かれた歌詞なので、共感できると思います」

同曲のアレンジは亀田が担当。亀田は「彼らの歌声の良さは、ピュア、無垢、少年性、不器用だけど愚直なまでに真っすぐで、一つ一つの 言葉や歌詞の風景が心に刺さってくることです」と魅力を明かしている。

ITSUKI「亀田さんは『とにかく声がいい。伸び伸び自由に歌ってくれたらいいよ』とおっしゃってくれました。すごくうれしかったですね。そういうところも伝わっていくといいなと思います」

また、カップリング曲の「Take mo’ Chance」は、TVアニメ「ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。」(毎週日曜夜10:00-10:30、TOKYO MXほか)のオープニング主題歌として流れていた。

NARITO「アニメが初めて放映される時は、カメラを持ち、テレビの前で待ち構えていました(笑)。最初は真顔で撮っていましたが、だんだんうれしさのあまり興奮してきて。信じられないという驚きとうれしさが入り乱れていました」

ITSUKI「テレビの中から、自分の声が聞こえてくるのが変な感じで。でも、楽曲自体がとても明るい曲なので、途中からは徐々にうれしいという感情があふれていました」

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