注目新人デュオ・all at once、亀田誠治アレンジのバラード曲「12cm」は『奇跡でしかない』

2020/04/22 12:00 配信

芸能一般 インタビュー

all at onceがインタビューに応じた


2人にとって憧れのデュオは、CLIEVY(クリビー)とKEEN(キーン)からなる男性2人組シンガーソングライターユニット・C&K。ライブハウスでもC&Kの歌をカバーしていたそう。

NARITO「ユニットとしていろいろ試行錯誤していた時、C&Kさんの『Y』という楽曲が僕たちの人生を変えてくれたんです。その曲がきっかけで今のall at onceがあるので、思い入れが強いし、目標として掲げていますね」

ITSUKI「すごく影響を受けています。C&Kさんはハイトーンとレンジの広い歌声を持たれていますが、僕たちも同じタイプ。また、ライブはお二人が音楽を楽しんでいる感じがすごく伝わってくるんです。C&Kさんみたいなアーティストになりたいですし、その中で自分たちにしか出せない武器も見つけていきたいです」

上京して3年、紆余曲折し、さまざまな価値観に気付いてきたという。

NARITO「東京は本当にいろんな人がいて。さまざまな出会いが、自分の価値観や歌への向き合い方に影響しています。上京してネガティブに感じたときもありましたが、ここでしか得られないものがたくさんありました」

ITSUKI「僕にとって、東京は歌手になるという夢をかなえる場所。いろいろなことはありましたが、このチャンスをつかめたのはよかったです。『歌をやっていく』という意志も強くなり、甘えもなくなりました」

最後にどんなアーティストになりたいかと問うと、2人の歌声のように真っすぐで純粋な言葉が返ってきた。

NARITO「僕たちは、知識も経験もまだまだ未熟。僕たちは不器用な部分が多いので、ただ真っすぐにいろんな人に共感してもらえる歌を届けていきたいです」

ITSUKI「NARITOも言っていますが、僕たちは本当に不器用で、一生懸命、歌うことしかできない。なので、とにかく一つ一つの現場を大事に、丁寧にこなして、たくさんの人たち響き、背中を押せるような歌を歌っていきたいです」

取材・文=高山美穂

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