古舘伊知郎が「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」について日本人の信仰の歴史をたどる

2020/04/23 20:29 配信

バラエティー

案内役の古舘伊知郎が神仏習合について日本人の信仰の歴史をたどる(c)三重テレビ放送

三重テレビ放送(MTV)で毎月第4土曜日夜9:00から放送される、「祈り~神と仏と」。第1話の4月25日(土)は古舘伊知郎を迎え、「伊勢神宮と神宮寺」をテーマに多度大社などを訪ねる。

日本古来の神を祀る「神道」と、大陸より伝わった「仏教」。この2つの異なる信仰は、日本の国の成り立ちの中で互いに影響しあい「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」という祈りの形を生んだ。番組では「神仏習合」についてひもときながら、日本人の信仰の歴史をたどる。

第1話の案内役は、フリーアナウンサーの古舘伊知郎。神さまを祀り神職が奉仕する神社にも、古くは仏教の影響を受けた神社に附属する「神宮寺」が建てられた。皇室の祖先神である天照大御神を祀る伊勢神宮にも神宮寺が建てられ、僧侶が読経する時代があったそう。「神仏習合のかたち」として、奈良時代に出現する神宮寺はなぜ、神社に建てられるようになったのか。

また、伊勢神宮の神宮寺である「伊勢大神宮寺」の建立の経緯やその存在について専門家に話を聞くほか、奈良時代、早い段階で神宮寺が建立されたとされる三重県桑名市の多度大社を訪ね「多度神宮寺」の成立の歴史や、多度地域で仏教が広まっていった背景などを、多度大社の神職に聞く。「神宮寺」という神社に附属するお寺の存在を考えながら、日本人の信仰の歴史をたどる。