そんな齋藤飛鳥とはどんな人物なのかひもといてみたい。
1998年生まれ、現在21歳の斎藤は乃木坂46の1期生最年少メンバーとして13歳のときに1stシングル「ぐるぐるカーテン」でCDデビュー。同年8月の3rdシングル「走れ!Bicycle」のカップリング曲「海流の島よ」で初めてセンターを務めた。
また、子役としても活動。9歳で映画「さくらん」(2007年)、12歳で子ども向け番組「ピラメキーノ」(テレビ東京)内のショートドラマ「子役恋物語」に出演するなど、実は早い時期から演技経験を積んでいる。
「映像研には手を出すな!」では個性的なキャラクターを演じるが、素顔は冷静沈着。昨年11月にAbemaTV(現・ABEMA)で放送された「#乃木坂世界旅 今野さんほっといてよ!」では同期の星野みなみとスペイン旅へ。サングラス姿でマドリッド入りし、道々の目印の写真を送ってスマートに星野を道案内するなど、旅慣れた一面を披露した。現地のワイルドなお兄さんにナンパされるというハプニングに遭遇するも、「What’s your name?(名前を教えて)」と絡んでくるお兄さんを「Secret!(ヒミツ!)」と上手にかわし、度胸のよさも見せつけた。
乃木坂46の公式サイト内でメンバーが展開するオフィシャルブログでは、齋藤の“長すぎるブログタイトル”が目を引く。『私のブログタイトルは、ただ長いだけのものではないのです。お気づきでしたか?何時間も何時間もかけて、緻密に計算してこの長さになっているのです。ご存知なかったでしょう?闇雲に文字を打てばいいというわけではないのですよ。そんなものには何も感じませんからね。ブログのタイトルもひとつの作品ですから、そこには人間性や感性も反映されてしまうんですね。これは油断できません。気合いを入れてタイトル作りをせねばなりません。そうこうしているうちにここまで来てしまいました。残りの文字数はあと僅か...果たしてこの少ない枠の中で何』など200字を超える文字数で、ブログタイトルの限界に挑戦している。
冷静で思慮深く、内に広大な自分の世界を秘める齋藤。そんな彼女が幼少期から培った演技経験を武器に演じる“浅草氏”もまた、人並み外れた想像力で周囲を圧倒する個性キャラだ。
今後はツバメと金森を巻き込み、「最強の世界」を目指しアニメ制作へと突き進んでいく。一方で、3話ラストではツバメの「これが、私たちが浅草さんを見た、最後でした…」と意味深なナレーションも流れた。齋藤ならではの“浅草氏”が繰り広げる冒険に、ますます熱い視線が注がれそうだ。
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