藤田ニコル、みちょぱ、生見愛瑠 『Popteen』出身タレントがバラエティー番組で躍進する理由

2020/04/25 07:05 配信

芸能一般 コラム

生見愛瑠撮影=永田正雄


現在人気急上昇中のモデル・生見愛瑠。「はっぴーす」などの“めるる語”を使うキャラクターで、バラエティー番組に引っ張りだこだ。そんな彼女はティーン誌「Popteen」(角川春樹事務所)の専属モデル。同誌出身の先輩タレントには「TV番組出演ランキング」(二ホンモニター調べ)でも上位にランクインする藤田ニコル池田美優(みちょぱ)らがいる。「アメトーーク!」でも「みちょぱスゴイぞ芸人」として取り上げられ脚光を浴びるなど、なぜ彼女たちが今バラエティー番組で重宝され、視聴者の支持を集めているのかを探る。

いつの時代も必要とされる“若者のカリスマ”枠


「Popteen」は1980年創刊のティーン女性向けのファッション誌。同じくティーン誌の代表的存在「Seventeen」が、王道のガーリー系なのとは対照的に、派手で我が道を貫くギャル寄りなモデルが多い。

過去には益若つばさ、ローラ、舟山久美子、小森純、鈴木奈々らが誌面を飾り、バラエティー番組でも活躍できるキャラクター性に富んだモデルを多く輩出してきた。

そんな「Popteen」出身の彼女たちがバラエティー番組で担う役割は、“若者のカリスマ”枠。彼女たちが持つ「若さ」と「新しさ」はいつの時代も必要不可欠で、その予想不能な言動で番組に刺激を持たせてきた。どうしても出演者が中年男性のお笑い芸人に偏りやすい中で、画面に華を持たせ若い視聴者との橋渡し役としても機能している。