CMの撮影は都内近郊のスタジオで行われた。
衣装は、部屋のセットの色味と合うピンクのパーカーとオレンジのスカートというラフな格好で、マンガを読みながら自宅でリラックスする姿を伝える。
撮影は、橋本のグラフィック撮影からスタート。「人をダメにするクッション」に寄りかかりながら、リラックスした表情で撮影が進む。より良い1枚を作るために、クッションへの寄りかかり方を自ら提案するシーンも見られた。
CM本編の撮影は、「全巻読破篇」の部屋のソファーで1日中マンガを読むシーンからスタート。
照明の明るさが変わっていく様子を早回しすることで1日を表現するため、単調な演技にならないよう、工夫が凝らされた。
秒数カウントの中で、自ら体育座りや寝返りを打ったり、ソファーを叩きながら大笑いするなどさまざまな体勢や表情でマンガを読むという演技が展開された。
続いて、橋本が「タッ・セイ・カン」と言うシーンは、表情作りやせりふなど、より熱が入ったリアルな演技で、撮影はスムーズに進んでいく。
撮影後半部分では、CM前半のマンガを読みながら、さまざまな表情をするシーンに挑戦。
レールに乗せた椅子に座り、フレームインアウトをするため、難しい注文となるせりふを言うタイミングや間も監督の指示をうまく汲み取り、演技に反映していった。
長時間続いたシーンだったが、集中を切らさず、終盤では1テイクでOKが出るシーンもあり、持ち前の明るさで「気持ちいいほど一発で決まりました!」と現場を笑わせる場面も。
大きなアクションがない分、高い表現力が求められる撮影となったがそれにもかかわらず、橋本は表情や姿勢だけでなく、声のトーンやボリューム、目線やスマホを持つ手など体の細部にまで意識を向けて演じていた。
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