今回公開されたのは「バッドボーイズ フォー・ライフ」のブルーレイに収録される特典映像「イースター・エッグ紹介」の一部。
本作の監督を務めたアディル・エル・アルビとビラル・ファラーが、本編に隠されたメッセージやトリビアを紹介する。シリーズの大ファンだという二人は「マイケル・ベイに敬意を表したかった」と口をそろえて語る。そして、二人は敬意を表すためにベイのカメオ出演を提案し、ベイ本人は本作に結婚式の司会者として出演していることを明らかにした。
ベイは前作「バッドボーイズ2バッド」でも、「バッドボーイズ」コンビが死体搬送車を追いかけるため、通りかかった車を止めるシーンで中古車の運転手として出演していたが、ビラルは「本人に出演をかけ合ったら快諾してくれた」と出演の経緯を話す。さらに、カメオ出演シーンではカメラワークにもこだわっており、ベイがよく用いる技法の360度ショットで撮影し、ベイの司会ぶりをカメラに収めた。
また、本作は劇中のいたるところにシリーズ前2作をオマージュしたシーンがちりばめられているという。それは本編の冒頭にもあり、マイク(ウィル・スミス)の愛車・ポルシェ992を低いアングルからスロー映像で撮影するというベイの撮影技法を意識したシーン。
さらに、マーチンが車から降りる際にうっかりドアをぶつけてしまうシーンでは、過去の撮影で起こったエピソードがジョークとして盛り込まれており、前作「バッドボーイズ2バッド」でベイの私物の車が使われた時に、その車から降りようとして傷をつけたという実話を基に描かれているとアディルとビラルは話した。
ほかにも、本編にはシリーズ前2作をオマージュしたシーンやトリビアが紹介されている。シリーズの大ファンである監督コンビの熱い思いが本作には詰め込まれている。
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