外務省、観光庁は、東日本大震災の影響で海外から訪日する観光客が大幅に減少したことを受け、日本観光のPRと、震災支援に対する感謝の気持ちを伝えるメッセージ・フィルム「Message from Japan」を全世界に向けて同時公開することを発表。それに伴い、記者発表会見が、7月11日に都内で行われ、会場には、松本剛明外務大臣、溝畑宏観光庁長官とメッセージ・フィルムに出演するアイドルグループ・嵐が登壇した。
嵐は、観光庁による観光立国推進基本計画の要として、'10年に観光立国ナビゲーターに就任。以来、“日本の顔”として、世界の人々に日本への関心を持ってもらうべく、海外向けのPR活動に従事している。
「Message from Japan」は、震災時に支援の手を差し伸べてくれた海外の人々に向けたお礼のメッセージと共に、嵐5人がそれぞれ日本各地の観光地を巡った映像を収録。櫻井翔は鹿児島、二宮和也は青森、松本潤は北海道、相葉雅紀は沖縄、大野智は京都に赴き、その土地の催しや郷土料理、現地の人々との出会いを楽しむ様子が収められている。また、メッセージ・フィルムは、11日のアメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアにある大型ビジョンでの放映を皮切りに、世界約133カ国・地域で上映を展開する。
世界にメッセージを届けることに対し、櫻井は「東日本大震災の発生から4カ月目を迎えるきょう、震災直後から本当に多くの国や地域の方々からいただいたたくさんの、そして温かな支援に対する感謝の気持ちをお伝えし、そして、元気を取り戻しつつある全国各地で、多くの方々が海外からのお客様をお待ちしていることを伝えるメッセージ・フィルムをお披露目できるということを大変うれしく思っております」とよろこびの声を。続けて二宮は「(日本が)本当に元気だと、大丈夫なんだと、メッセージ・フィルムを通じて発信できたらなと思いました。とにかく僕らは、日本で、この地で一丸となって一生懸命生活をしていますので、その姿をありのまま見ていただければ、大丈夫だということが、伝わっていくのではないかなと思いました」と力強く語った。
また、肺気胸による一週間の静養後、初めて公の前に姿を現した相葉は「肺の病気で一週間ほど、お仕事をお休みさせていただいていたんですが、本当に元気になりましたんで、これからバリバリ旅行に行こうかな~と思っております!」と完全復活宣言を。さらに、以前相葉がプライベートで鹿児島の屋久島を旅行した際に、ウミガメの産卵を見たエピソードを明かすと、松本が「それってけっこう見れるものなの?」と質問。すると相葉が「まぁ、人によるでしょうね!」と自信満々に珍回答。すかさずメンバーが「時期だろう!」、「タイミングだろ!!」と口々にツッコミを入れ、いつもの嵐らしいやりとりで、相葉の復帰を喜んでいた。
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