ついに「俺の空 刑事編」の主人公・安田一平役が決定!

2011/07/11 11:00 配信

ドラマ

永井大、安田一平役に選ばれた庄野崎謙さん、原作者・本宮ひろ志氏、テレビ朝日社長・早河洋氏(写真左から)

テレビ朝日系で、ことしの10月クールに日曜ナイトプレミア枠で連続ドラマ化される「俺の空 刑事編」の主役オーディションの最終選考が7月10日に同局で行われ、10名のファイナリストの中から福岡出身の庄野崎謙(23才)さんが主人公・安田一平役に選ばれた。すでにライバル・武尊善行役として出演が決定している永井大と共に秋の“日曜ナイト”を盛り上げる。

同ドラマは、警視庁管内の警察署に配属された刑事・一平が、その財力を思う存分駆使し、大胆不敵な方法で犯人とわたり合い、巨大な警察組織の中で一平がどこまで実力を発揮できるのかを壮大なスケールで描いた作品。その一平役を巡って、芸能プロダクションに所属していない18才以上30才未満の男性という厳しい応募条件にも関わらず、全国から2700名が応募してきた。その中から、最終選考に残った10名は、元甲子園優勝経験がある朝の情報番組「モーニングバード!」のスタッフや、現役慶応大生、大手家電量販店の販売員など多士済々。思い思いの最終自己PRをしたあと、ライバル・武尊役の永井大との“芝居対決”を経て、福岡市の飲食店に勤務する庄野崎さんが一平役に決定した。

庄野崎さんは「まず庄野崎謙という芸名チックな名前をつけてくれた親に感謝したいです。うれしくて泣きそうで頭が真っ白です。ようやくスタートラインに立てんじゃないかなと思いました。これからもっともっと厳しい現場でやっていくこと、それを乗り越える力をオーディションで培ったので、素晴らしい作品を全員で作っていきたいと思います」と意気込みを語った。

同作の原作者で、審査委員長を務めた本宮ひろ志氏は「本日は私まで緊張するような気分を味わいました。私が思うに“調子のいい男”というのは男のランクから言うと最低なんですが、その背景に“誠実さのある調子のいい男”となるといきなり銀メダルに上がるくらい“誠実さ”というのはあらゆることにおいて優先されるのだろうと思います。こういう若い人が今後の日本を支えてくれるんだろうと思います。ありがとうございました」と庄野崎さんらファイナリストにねぎらいの言葉を掛けた。

永井は「本当におめでとうございます。ファイナリストのみなさんもお疲れさまでした。僕、本宮先生作品で『サラリーマン金太郎』というのをやらせていただいたとき、先生から一枚の色紙をいただいたんですが、そこにメッセージがありまして『5年、10年で終わる役者になるなよ! なめるなよ!』と書いてあったんです。僕も5年10年で消えない役者にならないよう頑張るので、『俺の空』を成功させるとともに、安田一平というすてきなキャラをこの3カ月間で自分のものにして頑張って行きましょう。僕も庄野崎さんに負けないように頑張っていくんで、よろしくお願いします」と誕生したばかりの“ライバル”にエールを送った。