――共演者の印象を教えてください。
月並みですが、みんなとても優しいですね。映像作品自体初+途中参加なので、右も左も分からないどころか前も後ろも分からない僕に話し掛けてくれて、いろいろなことを教えてくれます。昨今の状況もあり、まだ5人全員と多く絡むシーンは撮っていませんが、彼らの仲の良さは十二分に伝わってきました。これから楽しく過ごせそうだなと楽しみにしています。
小夜役の工藤美桜さんとは、すでに撮影でコミュニケーションを取る機会がありました。彼女は長くこの世界にいるだけではなく、特撮の経験もあるので、たくさん助けていただきました。明るい方なので、僕もあまり緊張せず撮影に臨むことができました。
――すでに放送中の「魔進戦隊キラメイジャー」を見た感想をお願いします。
はっきりとしたメッセージを感じるので、子どもはもちろん、大人が見ても“面白い”と思える作品だと思います。
例えば、充瑠(小宮璃央)は周りの4人をそれぞれの形で認めていくのですが、それは決して簡単なことではないです。でも彼はそれを簡単にやってのける。
とても難しいことですが、それを純粋な子どもたちに自然に伝えることができるのも「キラメイジャー」の魅力の一つではないかと思います。ストーリーもまだまだ序盤ですが、すでに先が気になる楽しさを感じています。僕個人としては、今後もたまには小夜に5歳児に戻ってほしいです!(笑)。
――庄司さんが考えるキラメイシルバー/クリスタリア宝路は、どんなキャラクターだと思いますか?また、どのように演じていこうと考えているのか教えてください。
力持ちで頼もしいキャラクターである一方、少し周りと意識や考えの違いがあるので、いかにそのズレを分かりやすくするかも大切だと思っています。
彼は自然な振る舞いをしているのに、見ている側からは「コイツちょっと変だよな、ズレているよな」と感じられるように演じようと心掛けています。陽気な性格や「ワンダー」といった言葉遣いのせいで、もしかしたら軽薄に見られるかもしれませんが、彼には心があり、真剣に物事と向き合う強さがあります。そういう面もお見せできるよう頑張ります。
キラメイシルバーになるとすさまじい強さを見せることになるので、変身前との落差を感じられるようにしたいですね。他のメンバー同様、完璧でないところも彼の魅力の一つです。
難しい役かつ初めての芝居ということで悩みながら取り組んでいますが、監督をはじめ、いろいろな方からのアドバイスを受けて宝路を作り上げていきたいと思いますので、一年を通してその成長も見ていただきたいです。
――「魔進戦隊キラメイジャー」は、“人が輝いて生きること”がテーマになっていますが、庄司さんが考える“自分が一番輝いている時”はどんな時でしょうか?
“目標に向かって努力をしている時”です。僕自身、突出した能力はありませんが、その分努力しようと決めています。努力してもそれが実るかは分かりませんが、だからこそもっと頑張ろう、続けてやってみようと思えるんです。
何より、自分の目の前にチャンスが転がってきた時に、結果がどうであれベストを尽くしたいので、当たり前ですがそのためにあらゆる面で努力をしていきたいです。最終的に結果がついてくれば、なおさら頑張ってよかったと思えることができますから。
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