さらに、ライバル校・八王子勢のメンバーのエピソードも描かれた。絆を深めた律・光太郎を前に、沖田は動揺してミスを連発。孤児として虐げられてきた沖田は、律たちのような友情を知らずに育ったため混乱していたのだった。
すると、見かねた土方が沖田をビンタし、「今あなたが頼るべきは才能じゃない!傍らにいる私だ!」と一喝。沖田は調子を取り戻した。
試合はエビ高の勝利に終わった。「日本一の家族になれないのは自分のせいだ」と落ち込む沖田に近藤が「バカね。失敗を一緒に笑い飛ばせるのが本当の家族じゃないの」と励ますシーンにも「こんなん泣く」「土方、懐深すぎる…」といった共感の声が続出。感動渦巻いた第4話に、Twitterでは「#FAKEMOTION」がトレンド6位に浮上する大反響。これで初回から4回連続で「#FAKEMOTION」がトレンド入りを果たしたことになる。
「FAKE MOTION」が初回から徹底して描くのは、“チームで戦うこと”の美しさと尊さ。過去に事件を起こした引け目から心を閉ざしていた律が光太郎らチームの面々に受け入れられていく過程を丁寧に綴る一方で、ライバルチームにも“絆”を印象付けるエピソードを用意するなど、同作のテーマは当初から明確だ。
シンプルかつ力強く“チームの美学”を描く脚本と、EBiDANの面々による熱い演技があいまって、視聴者の心を打つ作品へと昇華している。
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