――期間限定ユニットである、Japan Horn Soundはどのような経緯で組まれたのでしょうか。
もともと、お祭りごとが大好きな人間で、日本中、世界中、いろんな人と一緒に演奏したいと常々思っていました。そこからこのJapan Horn Soundという企画を思いつき、やってみたいと思ったんです。
ホルンというのはオーケストラの中では後ろの方にいて目立つ楽器ではありませんが、今回ホルンだけでこんなに面白いことができるんだと思っていただいた方が多くて。新しい魅力を発見していただけたというのは、すごくうれしいことでした。
来てくれたホルンのメンバー達が、“本当に楽しかった。こんな企画は、一生に一回、あるかないか、こんなに素晴らしいホルン奏者が何十人も集まって演奏することはないので、それ自体は本当に幸せだった”と言ってくれたのも、本当にうれしかったですね。
――今回の演奏について。
ホルン奏者にとって『木星』という曲は、ホルンが随所で素敵な音楽を奏で、エキサイティングな気持ちにさせてくれる曲です。中間部のメロディーもポップスにアレンジされたりして非常に有名になりました。僕らも演奏していて楽しいですし、聴いてる方たちも楽しく聴いていただけたらと思っています。
(テレワーク演奏は)誰かの音を聴きながら演奏するといういつもの手法が使えないので難しかったです。これで皆の音が合わさってどうなるんだろうというのは、収録したものが流れるのを、僕ら自身、非常に楽しみにしています。
我々、Japan Horn Soundは3月頭のレコーディングだけで終わりかと思っていたので、今回こういう風に「ららら♪クラシック」の方で取り上げていただき、また一緒に演奏することができて、この機会を与えていただいたことにすごく感謝しております。
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