5月10日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)では、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言延長の経済支援について発言した杉村太蔵に、大学院時代の指導教官である元経産官僚・岸博幸が、苦言を呈する場面があった。
同日の放送に、モニターで出演した実業家・堀江貴文が「一生このまま皆さん家から出ないようにしますか、それともウイルスと共存する道を歩みますか。これはもうウイルスと共存するしかないんです、答えは。政治が今ものスゴく安全側に振ってるんですけど、それをちょっとリスクをとる側に戻さないと、これ一生続きますよ」とコメント。
続けて「この状態を一生続けるっていうことは、人間が人間であることをやめることと同義ですから、いつかこれは誰かが、政治的リーダーシップを持って決断しなきゃいけない」と話すと、同じくモニター出演の杉村が「一生家にいろなんて、政府、自治体どこの誰が言っているかという話なんです」と反論。
さらに「確かに苦しいは苦しいんですけども、政府、自治体の支援策を冷静に見ると、中小企業、最大200万円の給付金が出ます。東京都の場合は1店舗50万、2店舗100万、延長になってさらに50万、100万。そして国民1人あたり10万円。実質無利子無担保で資金支援がある。さらにこれから雇用調整助成金の拡充と、家賃補助も出てくる。そういうことを考えると、確かに苦しい時期ではありますけど、経営者として、個人投資家目線として、この支援策をきっちり利用して乗り越えようと、そういう前向きな気持ちになるべきだと思います」と持論を展開した。
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