舞台「金閣寺」ニューヨーク公演直前会見が7月14日都内にて行われ、V6・森田剛、宮本亜門、高岡蒼甫、大東俊介らが登場した。
本舞台は三島由紀夫原作、宮本演出、森田主演で’11年1月にオープンした神奈川芸術劇場(KAAT)のこけら落とし公演として初演された作品。舞台を見たリンカーンセンター・フェスティバルのプロデューサーがこれを高く評価。ニューヨークでの公演が決定した。また、’12年1月には日本での凱旋公演も併せて発表された。
会見に出席した宮本は「(ニューヨーク公演)いよいよ1週間前になりました…このキャスト、スタッフと作品を出品できるのがうれしい! 楽しんで行ってきます」と笑顔で意気込みを語った。また「ニューヨークで仕事をさせてもらって感じるのは、つくづく日本のことが知られていない。日本人の気持ち、精神、いろいろなことを伝えたい」と熱く語った。
主演の森田は「緊張はすると思いますけど、貴重な経験だと思います。このチームで日本でやらせてもらったという強い気持ちがあるので頑張って行ってきます!」とコメント。さらに宮本の印象を「やさしい方ですね。宮本さんの幼少時代の話を聞きまして、繊細なところと、大胆なところ両方ある方だなと思います」と絶賛。宮本も森田の印象を「森田君はは本当に役に入り込んでくれて、誠実な人!」と語り、“金閣寺”という作品が「演出家人生で一番スリリング。僕にとって響く作品になった」と語り、作品への思い入れを明かした。
また高岡は「アメリカの目の肥えたお客さんに見せるチャンス。『日本人はすごいんだぞ!』というところをみせたいと思います。あと、ヤンキーススタジアムでハンバーガーを食べてきます(笑)」と語り会場の笑いを誘った。大東は「舞台上のエネルギーがスゴイ作品! 海外の方に見てもらいたい。3人でおそろいの“金閣寺”スニーカーも作りました」と告白し、キャスト陣のチームワークの良さをアピールしていた。
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