公開されたのは、AI「のぞみ」のメインサーバールームでの撮影現場のひとコマとインタビュー。
千葉・流山にある巨大倉庫の広大な面積につくられたサーバールームは、中央に全高約2m、流線と球体がモチーフとなる医療AI「のぞみ」のコアサーバーが置かれ、他にも大小さまざまな美術や映像処理がなされるブルーバックなど含め、圧巻の空間に。
セットを目の当たりにして、賀来は「広いですね。日本の映画の規模とは思えないくらい。自分が海外の映画とかで見ている映画のワクワク感があるので、今まで見たことがない日本映画になるんじゃないかと…」とそのスケール感を肌で感じた様子。
セットが芝居に影響するかとの問いに「実際作り込まれているセットがあると(芝居も)入りやすい」と、撮影への期待を口にした。
賀来が演じる西村は、この医療AI「のぞみ」の生みの親である桐生(大沢たかお)の義理の弟であり、AI「のぞみ」を管理するHOPE社の社長。
映画では、この医療AIは人々の暮らしに欠かせない頼れる存在となっており、だからこその、それが暴走した時の危うさも描かれている。
「いい部分と悪い部分がどんどん増えていくとは思うんです。その中で人間が機械を向き合わないといけない。どこまで、良い部分で頼って、どこまでを自分たちで考えて、という線引きをしないと、この映画のようになってしまう」と思いを語る賀来。
撮影が進むにつれ、「これって本当に現実になるんじゃないか」と恐怖感が増したと言う。「常に、自分というものを持つことが大事なのかな」と強く感じたと明かした。
特典映像では、メインサーバールームでの大沢、岩田らとの撮影風景や、アクションシーンなどの裏側も収録されている。
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