テレビ朝日系で、7月29日(金)にスタートするドラマ「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」で、W主演を務める黒木メイサと多部未華子が体を張ったハードなシーンの撮影に臨んだ。立てこもり事件の交渉のシーンに挑んだ多部は「この撮影以降、自分の中でも美咲の心情が分かりやすくなったなと思います」と自信を見せた。
同ドラマは、特殊犯捜査係(SIT)に所属する“身体”と”知性”を武器とする伊崎基子(黒木)、門倉美咲(多部)の2人の対照的な若き女刑事が衝突を繰り返しながら、警察史上に残る連続犯罪事件の首謀者・ジウを追い詰めていく、スリルとサスペンスの要素満載の新感覚警察ドラマ。原作はベストセラー作家・誉田哲也氏の同名小説、ジウ役は、日本のドラマ初出演となるINFINITEのL(エル)が務め、主題歌を“世界の歌姫”レディー・ガガが担当するなど、放送前から話題性沸騰の作品。
基子を演じる黒木は、一部のどうしても危険なシーンを除いてはほぼ代役なしでハードなアクションシーンに挑戦。事前のアクション練習では、黒木は全身にアザを作りながらも男性顔負けの素早い動きで、アクション監督が舌を巻く勘の良さを見せた。さらに、柔道のシーンで藤田刑事役の姜暢雄が失神しかけるほどの締め技を披露し、周囲を驚かせた。
一方、美咲役の多部は人質立てこもり事件が発生し、犯人との交渉役として立てこもり現場に入るシーンで「服を脱げ」という犯人からの要求に、文字通り“体を張った演技”に挑戦。清純派・正統派としての顔、「デカワンコ」(日本テレビ系)などで見せた一流のコメディエンヌとしての顔など、従来の多部の印象を大きく覆すような体当たり演技を披露した。
アクションシーンに挑戦した黒木は「今まで経験したことのない柔道は苦労しましたが、映像資料をたくさん見てイメージトレーニングをしました。これからまだまだアクションシーンがあります。暑い夏、熱い思いをジウにぶつけて過ごそうと思います」と力強く語った。
立てこもりシーンに挑んだ多部は「美咲にとっては立てこもりのシーンからがドラマのスタートだったような気がしています。無事に撮り終えてほっとしました。服を脱げと言われるシーンについてはそれほど抵抗はありませんでした。ああいう風にナイフを突きつけられて人質になる、という役は今までになかったですけれど(笑)」と初めての経験に戸惑いながらも満足そうに語った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)