波瑠が日台共同制作ドラマに主演!台湾での撮影は「人々の温かさを新鮮に感じることができました」

2020/05/16 15:00 配信

ドラマ

5月16日(土)から放送される「路~台湾エクスプレス~」に主演する波瑠(C)NHK

5月16日(土)からNHK総合で3週に渡って放送されるドラマ「路(ルウ)〜台湾エクスプレス〜」(夜9:00-9:50※初回は25分拡大)で主演を務める波瑠からコメントが寄せられた。

同作は、吉田修一原作の「路」をNHKと台湾のテレビ局・PTS(公共電視台)との共同制作でドラマ化。主人公・春香(波瑠)が台湾新幹線の完成を目指して働きながらも、思い出の台湾人青年を探し続ける姿から日本と台湾の人々の「国境」と「時間」を越えた、あたたかな心の交流を描く。

「日本と台湾を強い絆で結んでくれるのだろうと思います」


台湾での撮影について波瑠は、「以前母と旅行で訪れたことがあり、今回のロケが2度目(の台湾訪問)でした。なので台湾の観光の面しか見えていなかったのだと思います。撮影でまわった地では地元ならではの空気や住んでいる人々の温かさを新鮮に感じることができました」と撮影を振り返る。

作品については、「この作品が持つメッセージがきっとこれからの日本と台湾を強い絆で結んでくれるのだろうと思います。長い期間をかけて、日本と台湾が紆余曲折ありながらも力を合わせて台湾の南北に線路を敷いたことには、それ以上の物語があると思います。台湾新幹線に関わった皆様の功績、それを映像化するために集まった日本と台湾クルーの積み重ねた毎日が、この先なにが起こるかわからない世界で繋がりになることを願っています」と思いを明かした。

そして、「言葉だけでやり取りをするより、相手の表情に目を向けたり、相手がなにを伝えたいのかを考えながら会話をする。普段の言葉が当たり前に通じる環境よりも、目の前の人の想いにアンテナを100%向けるという意識が働いていた現場でした。その作業ひとつひとつが温かかったと思います。そんな時間がたくさん詰め込まれている作品です。たくさんの人の元へ届きますように」と作品をアピールした。

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