新宿に「GANTZ」の田中星人が出現!?　西役の本郷奏多とトークバトル！

ことし1月に公開された映画「GANTZ」のDVD＆ブルーレイが7月13日に発売され、その発売記念トークイベントが都内で行われた。

同作は、週刊ヤングジャンプ（集英社刊）で連載中の奥浩哉の人気コミック「GANTZ」を、二宮和也、松山ケンイチのW主演で映画化したもので、観客動員270万人を突破した人気作品。

今回のイベントには、物語の重要な鍵を握る西丈一郎役を演じた本郷奏多、岸本恵役の夏菜、佐藤貴博プロデューサー、そして、作中で主人公たちの敵となる謎の星人・田中星人が登場した。

作中では、本郷演じる西を田中星人がボコボコに殴り殺してしまうという因縁のある本郷と田中星人。久々の田中星人と再会した本郷は、「普段から役に入り込むタイプなので、殺されるシーンではテンションが下がってかなりどんよりしました。だから田中星人は、今でも本当に…怖い…」と怯えた様子。夏菜が「でも、あのシーンはすごく美しかったよ！」と励ましたが、本郷は「もともときれい好きで、地面に寝るのだけでもいやだったのに、田中星人の謎の黒い液体をかぶるのは本当にいやだった…」とどこまでもブルーな面持ち。しかし、この日一日中、DVDのPRのため店頭やレジに登場し働いていたという田中星人のエピソードを聞いた本郷は「一緒にひとつの映画を作り上げた仲間だから…」と田中星人と固く握手を交わし、たがいの熱演をたたえ合っていた。

また、観客から「作中の有名なせりふ『俺に銃を向けたらソッコー殺す』を再現してほしい」とリクエストされた本郷は、「僕、原作も覚えてるので長めにやりますよ！」とその後のせりふまで再現。佐藤プロデューサーや夏菜は「西だ！西がいる！」と感嘆の声を上げていた。ほかにも、夏菜が観客のリクエストに応えて最後のシーンのせりふを再現したり、田中星人がムーンウォークを披露したりと、大盛り上がりのトークイベントとなった。

DVDについて、本郷は「『GANTZ』という大好きな作品に、こんなに長く関わることができてうれしい。10代最後に出演した映画で、役者としてとてもいいターニングポイントになりました。買ってくれた人は、DVDがすり切れるまで見てください」、夏菜は「このDVDは、ヘッドホンをして大音量で見るとより迫力があって楽しいと思います。ぜひ感想をTwitterで書いてください。書いてくれたらチェックします！」、佐藤プロデューサーは「『GANTZ』はテレビでも特番などを放送しましたが、特典映像には今まで出していない映像をたくさん入れました。ニノ（二宮）と田中星人のハグ、（本郷）奏多くんの新しいコメント、夏菜が作ったGANTZケーキなんかが見どころです」とアピールした。