麒麟川島の“哀愁”あふれる笑いが満載! SNSを席巻中の「ハッシュタグ大喜利」が1冊の本に <インタビュー・前編>

2020/05/23 18:00 配信

芸能一般 インタビュー

「ハッシュタグ大喜利って、お笑いの修行みたいなものなんですよ」


「写真はそのままですけど、ほぼ新ネタといって差し支えないと思います」と新刊の出来栄えに自信を見せる川島明


――ハッシュタグ大喜利を始めた当初から、一冊の本にまとめたいという構想はあったんですか?

川島明:いえ、まったくなかったですね。ハッシュタグ大喜利って、言うたら、自主練でスクワットしてるみたいなもので。要は、お笑いの修行みたいなものなんですよ。それを見たいって思ってくれる人がいるんやったらうれしいな、くらいの気持ちでやってることなんで、本にしたいとかいう大それた気持ちは全然なかったです。

――では、今回のムック化は、川島さん発の企画ではなく…?

川島:はい。まず、読売テレビさんが「ハッシュタグ大喜利を番組にしませんか」って声を掛けてくれて、これまで4回特番をやらせてもらってるんですね(※「麒麟・川島の#ハッシュタグバトルツアー」2018年9月、2019年6月、12月、2020年3月放送)。

で、いろんな人から面白いって言っていただいた中で、2回目の特番の後ぐらいかな、宝島社さんから「一冊の本にしたい」というお話をいただいて。そこで初めて、「ヤバいヤバい、本になるんやから、ちゃんとせなあかん」って意識しだしたんです(笑)。インスタに上げてた文章をきれいに直したり…。

――ムック化にあたって加筆修正されているわけですね。

川島:はい。特に初期は、まだルールが決まってなくて、ダラダラ長い文章だったり、実際にあった出来事をネタにしたり、ハッシュタグに統一性がなかったんで、それを今のルールにのっとって書き直しました。だから、写真はそのままですけど、ほぼ新ネタといって差し支えないと思います。

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