「コロナが明けて最初の舞台は、全員もれなくスベると思います(笑)」麒麟川島が語る“大喜利愛”と“アフターコロナのお笑い界”<インタビュー・後編>

2020/05/24 06:00 配信

芸能一般 インタビュー

「大喜利を考えているときは、ほんまに心の中が平和でした(笑)」


「#麒麟川島のタグ大喜利」制作中に、新型コロナを受けて緊急事態宣言が発出されたそうで、「不安になり始めた頃にこの本の作業が忙しくなったので、精神的に救われました」


――また、「#麒麟川島のタグ大喜利」のあとがきでは、この本の制作中、コロナ禍のために家で過ごす時間が増えて、その分ハッシュタグが増えた、という裏話を披露されていますね。

川島明:ありがたいことに、ここ数年たくさんのお仕事をやらせてもらってるんですけれども、それが4月に入って以降、仕事が一気になくなったんですね。

家族との時間が増えたのは喜ばしいことですけど、お笑いと向き合うことも減って、ちょっと今後の人生が心配になったりもして。「この先、大丈夫かなぁ」って不安になり始めたタイミングで、ちょうどこの本の作業が忙しくなったので、精神的にもだいぶ救われたんですよね。

登場する芸人全員、本来ならタグは1人につき8個ぐらいの予定だったのが、おかげで1人10個くらいになったので、中身がだいぶ濃くなって、おもろさは絶対に上がったと思います。プラス、オール新作の「#画像で一言」の大喜利も掲載しているので、全部で72個、これを考えているときは、ほんまに心の中が平和でした(笑)。

新刊「#麒麟川島のタグ大喜利」に掲載されている「#画像で一言」。絵画や彫刻の世界的名作に川島が得意のハッシュタグを付けるオリジナル企画