助演女優賞は「恋つづ」香里奈 『おうち飲みのシーンは毎回楽しかったです(笑)』【ドラマアカデミー賞】

萌音ちゃんはお母さんのような温かさもありました(笑)

――同作は回を追うごとに注目を集めていきましたが、周りの反響は耳に入っていましたか？ またそれを聞いてどう思われましたか？

私の友達からもオンエア後は毎回、キャー！という悲鳴にも似た声が聞こえてきました(笑)。このような恋愛ドラマ自体、最近少なかったように感じたので、そのような反応は私自身も新鮮でした。

――視聴者はどこに共感したと思いましたか？ また、七瀬と天堂先生の恋が主軸でしたが、香里奈様から見てこの二人の恋模様はどのように映っていましたか？

色々理由はあると思いますが、「相手にこうされたい！」「自分も相手にこうしたい！」など、恋愛願望のたくさん詰まっているところが、多くの方々に視聴していただけた理由の一つではないかなと思います。

二人の恋愛はもちろん応援はしますが、姉からすると、弟が彼女と密着しているシーンは少し恥ずかしい気持ちもありました(笑)。

――上白石萌音さん、佐藤健さんもそれぞれ主演女優賞、助演男優賞を獲得されました。お二人と芝居をして感じたことを教えてください。

萌音ちゃんはいつもニコニコしていますが、強さもあり、お母さんのような温かさもありました(笑)。お芝居をする時の切り替え方や、声色の変え方が素晴らしくて大好きでした。

健君は周りをよく観ながら自分の空気感を出すのが上手で、役を素早く自分のものにできる人だと感じました。あと、とても繊細だと思いました(笑)。