――共演者のキャスティングは石田さんの希望通り?
石田明:完全に僕の人選ですね。物語の舞台が、おばけがいてずっとカメラで監視されている訳アリ物件ということで、いかにもそういうところに住んでいそうな“ヤバいヤツら”を集めました(笑)。吉本にはヤバいヤツがいっぱいいるんですよ。その中でも選りすぐりの人選です。
――そんな個性的なメンバーに期待していることは?
石田:伊藤修子という女優がいるんですけど、さっそくトラブルが発生してまして…。
――トラブルとは?
石田:もしかしたら伊藤さんは、今回の配信で使うZoomがわかってないんじゃないかっていう(笑)。今、みんなで必死にいろいろ機材を集めてつながるようにしてるんですけど、伊藤さんだけ全くシステムについてこれてない。作品の趣旨がわかっているのかどうかも不安なんです(笑)。でも、オファーを受けてくれてるわけですからね、どんなリアクションをしてくれるのか、楽しみではあるんですけど。
あと、期待してるっていう意味では、ジェラードンのにしもと。彼に関しては、完全に当て書きなんですよ。ハマリ役ですね。普段ジェラードンのコントで演じているようなキャラを演じてくれるんじゃないかなと。
――石田さんから共演者に対して、リクエストは?
石田:みんなには、あまり説明をしないでおこうかなと思ってるんですよね。今回は、演者がいろいろわかった上でスタートしてしまうのは、ちょっと違うような気がしていて。やっぱり、“半生(はんなま)”にこだわってますから、演者側にも、より生の感覚を楽しんでもらいたい。みんながドキドキしてるほうが、いい意味でトラブルも発生するでしょうし、心地いい緊張感をキープしたまま、メチャクチャくだらんことをやる、っていうことに挑戦したいんです。
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