第1弾は柄本明のひとり芝居を生配信! 「浅草九劇」がオンライン型演劇場としてリニューアル <コメントあり>

2020/05/28 06:00 配信

芸能一般

“オンライン型演劇場”として再始動する「浅草九劇」のリニューアル企画第1弾は、柄本明のひとり芝居「煙草の害について」を生配信!


東京・浅草の劇場「浅草九劇」が、このたび“オンライン型演劇場”としてリニューアル。その第1弾の企画として、柄本明によるひとり芝居「煙草の害について」が、6月5日(金)、6日(土)に上演されることが決定した。動画プラットフォーム「Vimeo」を通じ、有料生配信される。

浅草九劇とは、芸能プロダクションのレプロエンタテインメントが、“人を育む劇場”をコンセプトに、2017年3月に開業し、今年で4年目を迎える劇場。

これまで、ベッド&メイキングスやカンパニーデラシネラ、カムカムミニキーナ、good morning N°5、月刊「根本宗子」といった劇団の公演など演劇を中心に、ダンスパフォーマンスや落語会、音楽ライブ、アート展示などを開催し、さまざまなエンタテインメントを発信してきた。

そして2020年6月以降、新しい時代の新しいクリエイティブに挑戦すべく、作品をオンライン配信できる設備とスタッフを常設し、“オンライン型演劇場”として再始動することに。同劇場は、「浅草九劇は、これからもアーティストやクリエイター、そしてファンの皆様に貢献してまいります。そして、これからも皆様と魅力的なエンタテインメントを生み出す劇場であり続けます」とのステートメントを発表している。

【写真を見る】「浅草九劇」のホワイエ。「新しい時代の新しいクリエイティブ」を作り出すため、オンライン型演劇場としてリニューアル!


「浅草九劇」の外観。同劇場は2017年の開業以来、「人を育む劇場」をコンセプトに、数多くのアーティストやクリエイターに活躍の場を与えてきた


浅草九劇リニューアル企画第1弾となる柄本明ひとり芝居「煙草の害について」は、1993年初演。柄本の初めてのひとり芝居として、自ら構成・演出も手掛け、好評を博した作品。アントン・チェーホフの原作は上演時間20分ほどの短編だが、本作は、他のチェーホフ作品も部分的に取り入れながら、新たな書き加えも施し、トータル1時間ほどの風変わりなひとり芝居となっている。

チケットは、5月28日(木)朝6:00より、電子チケット販売プラットフォーム「PassMarket」を通じて販売される。

浅草九劇では、この「煙草の害について」を皮切りに、以降の上演も続々と予定されている。6月7日(日)にはミュージカル俳優・福井晶一がホストを務めるトーク&ライブ「It's Sho-Time」を、6月17日(水)・18日(木)は、大鶴佐助大鶴美仁音の姉弟共演によるふたり芝居「いかけしごむ」(作:別役実)を、そして6月24日(水)~26日(金)には、中村まこと藤間爽子山口森広町田マリーの2バージョンで行われるふたり芝居「タンスのゆくえ」(作・演出:田村孝裕)を、それぞれ上演予定。