BS時代劇第3弾は堺雅人主演「塚原卜伝」に決定!!

2011/07/21 22:41 配信

ドラマ

扮装姿で登場した「塚原卜伝」の出演者たち

10月2日(日)にNHK BSプレミアムで放送を開始するBS時代劇の第3シリーズ「塚原卜伝」の取材会が7月17日、緑山スタジオで行われ、主演の堺雅人をはじめ、平岳大、栗山千明、京野ことみ、永島敏行、中村錦之助、朝加真由美、ジャッキー・ウー、風間杜夫が扮装姿で出席した。

同作は、戦国時代に剣の聖地・鹿島に生まれ、幼少より鹿島中古流の太刀を学び、生涯数多の真剣勝負や合戦に臨んで一度も負傷しなかったという伝説的な剣豪・塚原卜伝の青年期を描く。

鹿島神宮の神官の家に生まれ、後の卜伝となる塚原新右衛門を演じる堺は「今回お話をいただいた時に、塚原卜伝が神社にゆかりのある人物であることが非常に面白いと思いました。自分自身の出世のためだったり他人を押しのけるための剣ではなく、むしろ沈めたり祈ったりするような種類の太刀を使うのではないかなという漠然としたイメージがあります」とコメント。また、立ち回りのシーンについては「鎮魂であったり、沈めであったりそういうニュアンスが少しでも入れば、多少なりともあんまり運動が得意ではない自分にも勝ち目があるかな(笑)」と意気込みを語った。新右衛門の妹・真尋役の栗山は「兄を思うピュアな妹ということで、私のピュアな部分はどこにあるのかなと探りながら撮影に臨んでいます。今までにない元気な役をやらせていただいてます」と戸惑いながらも笑顔を見せた。新右衛門に助けられ恋をする鹿乃を演じる京野は「違う目線から新右衛門に対してアプローチをかけている女性ですね。塚原卜伝を知らない女性の方、お年寄りやお子さんにまで楽しんでいただける作品だと思います」とアピールした。

また、見どころの1つといえる殺陣のシーンについて堺は「もともと鹿島にある四方祓いとい祈りの儀式の動きをアレンジしています。決まった形を繰り返し覚えて、形にはめ込んでいきたいです」と話し「苦労するところはこれから嫌というほど出てくるんでしょうね」と苦笑いを見せた。