9nineの村田寛奈主演&主題歌でシンガーソングライターの葛藤を描く短編映画が無料公開

2020/05/27 21:05 配信

映画

【写真を見る】村田寛奈はスランプや恋人との別れを乗り越えて、未来を向いて歩み出すシンガーソングライターを演じる


村田寛奈 コメント


本当はみんなで映画を見たり、映画館で上映をしようと思っていたのですが、このような状況でまだ実現していません。

家にいる時間が、この映画で、少しでも楽しい時間になればいいなと思い、映画を公開することにしました。

たくさんの方にたくさんの力を貸してもらい、支えていただきながら完成した大切な作品です。皆さんに、見てもらえたらうれしいです。

ストーリー


アマチュアのシンガーソングライターの大石慶子(村田寛奈)はスランプだ。新曲も書けず、歌声もよくない。

そんな彼女のスランプを、【彼】はよく実感していた。それはこれまで【彼】が慶子のサウンドを裏方として作り上げてきたからだ。

慶子は東京の事務所に所属することが決まっている。全力で応援したいと思っている【彼】は、慶子の最近の腑抜け具合に落胆していた。その態度の理由も【彼】には想像がついていた。

「慶子はおれに甘えている」

「おれの存在が慶子の足を引っ張っている」

慶子は、突然【彼】から別れを言い渡される。

慶子は、友人からも音楽に気持ちが入っていないことを注意されていた。「このままではいけない」と気持ちを新たに、曲作りに取り掛かる。

東京に向かう数日前、慶子は地元で最後のライブを開く。

新曲には「もう、ひとりで大丈夫。ひとりで歩いていける」というメッセージを込めた。それはけじめだった。安心させたい人たちがいた。

ライブハウスの一番奥には【彼】の姿。【彼】は慶子の思いを受け止めていた。ライブを終えた慶子は、未来に眼差しを向けていた。

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