そして試合は佳境へ。「応援なんて勝負の役には立たない」と吐き捨てる西郷に、律は「バカにすんな。俺の卓球はあいつあっての、みんなあってのものなんだ。天下を取って狂った時代を終わらせる」と宣言し、そこから猛追を見せた。
それこそが、律の新たなギフテッドだった。病室から試合を見守っていた松陰(北村匠海)は、律の様子に「応援を力に変える才能。ギフテッドですよ」と語り、最後は律のスマッシュでエビ高が勝利。高校生たちは支配から解放された。
感動のフィナーレに視聴者は「エビ高最高!」「泣ける」「応援を力に変えるギフテッドエモすぎ」と心を震わせ、律と光太郎が笑顔で喜び合う姿には、「最高の最終回ありがとう!」の声が飛び交った。
恐怖で支配されていた高校生たちを解放したのは、卓球を心から楽しむ律と西郷の姿だった。
試合を決したのは、“応援を力に変える才能”という最強のギフテッド。だがそれは、限られた者だけに与えられるものではない。信じたものに真剣に打ち込むすべての人に等しく与えられるもの――そんなメッセージを印象付ける最終回となった。
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