6月26日(金)に公開される予定だった上白石萌歌主演映画「子供はわかってあげない」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、公開延期が決定。上白石らからコメントが届いた。
「子供はわかってあげない」は田島列島の長編デビュー作で、「マンガ大賞2015」で2位にランクインした作品。
主人公の高校2年生・美波(上白石)が、ちょっと変わった書道部員・もじくん(細田佳央太)と出会い、ひと夏の甘酸っぱい冒険の中で成長していく姿を描く。
公開延期を決定した経緯について、本作の筒井竜平プロデューサーは「今こそ、映画館に訪れたお客様が笑顔になる、幸せな気持ちになれるこの映画が必要とされるのではないか、と何度もこのまま予定通り公開するか自問自答しました。
それと同時に、友達同士、親子、恋人、おひとり様、あらゆる人がワクワクしながら幕が上がるのを待っている上映前のあのざわめき、帰り道で交わされるであろう感想、それに一喜一憂する私たち、そんな、かつて日常だった風景を忘れられないでもおりました。
長く煩悶し、関係各者と議論を重ねた結論、そんな日常はまた帰ってくる、その確信に至り、公開を延期する決断をいたしました」と説明した。
今後の公開予定については日程が決まり次第、発表するという。また、購入済みの前売り券「ムビチケカード」は、延期後の上映時に利用可能とのこと。
今回の公開延期に伴い、沖田修一監督、主演の上白石、原作者の田島よりコメントが届いた。
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