第9話「2020年4月」では、緊急事態宣言が発令された中でもファンのためにと模索する、嵐の最新1カ月に密着。
東京都をはじめとする7都府県に、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令された2020年4月7日。
その前日6日の時点ですでに、嵐の5人はより一層の自粛生活を余儀なくされるファンたちの心中に思いを馳せ、「今、自分たちに出来ることは何か?」を話し合っていた。
そうした中で、2011年、東日本大震災の復興支援としてスタートし、2019年まで9年にわたり開催し続けてきたチャリティーイベント「嵐のワクワク学校」の“オンライン開校”をいち早く決定。
長引くステイホームにストレスを抱えているであろう子供たちとその親へ向け、嵐発案の企画「リモート紙芝居」など、より広い視野でファンの気持ちに寄り添ったコンテンツ作りが検討された。
5人はそれらを迅速に届けたいと、連日スタッフたちとのリモート会議を重ねていく。スピード感を重視しながら、チーム嵐が一丸となり収録に取り組む。そしてメンバーそれぞれの自宅から、文字通り“すっぴん”で今の思いが語られる。
4月の中国・北京公演の中止、5月の「アラフェス2020」の延期、スペシャルナビゲーターを務める7月からの東京オリンピック・パラリンピックの延期と、嵐としても厳しい決断を下さなければならなかったこの時期。
その悔しさと無念をにじませながらも、今出来うる限りのことに全力で取り組み、嵐らしくファンファーストを貫く姿が記録されている。
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