国民的大ヒット漫画を歌舞伎にしたシネマ歌舞伎「スーパー歌舞伎II ワンピース」が、WOWOWライブにて7月4日(土)に放送されることが決定した。
国内外で絶大な人気を集める漫画「ワンピース」と、次世代を担う歌舞伎俳優の一人・四代目市川猿之助による奇跡のコラボが大きな話題となった本作。
今回放送されるのは、2015年11月に行われた東京・新橋演舞場での公演。劇中では、歌舞伎特有の化粧や衣装のアレンジが絶妙にマッチした登場人物たちが、舞台、花道、客席を所狭しと駆け巡っていく。
さらに、大量の水が滝のように流れる中での大立ち回りを見せ、2階席や3階席からも手が届きそうな宙乗りや最新のプロジェクションマッピング、ミュージカルさながらのダンスなど、エンターテインメント性あふれる演出で大盛りあがりとなった。
そして「ワンピース」の魅力の一つでもある“仲間との絆”を描いたドラマもしっかりと盛り込まれ、ワンピースファンも大満足の作品となっている。
気になる本公演の物語は、「サバイバルの海 超新星編」最後の「頂上戦争編」。原作ファンの間でも「涙なくしては読めない」と語られる名シーンの数々に注目だ。世代を問わず楽しめる舞台にぜひ触れてみよう。
海賊王になるため、“偉大なる航路(グランドライン)”を目指すルフィ(市川猿之助)とその仲間“⻨わらの一味”。幾多の冒険を経て、ルフィは名だたる海賊たちが集まるシャボンディ諸島へとたどり着くが、海軍との戦いで、⻨わらの一味はバラバラに吹き飛ばされてしまう。
吹き飛ばされたルフィは、たどり着いた島で兄・エース(福士誠治)の公開処刑の知らせを耳にする。エースを助けるため海底監獄「インペルダウン」へ侵入したルフィは、そこでボン・クレー(坂東⺒之助)と再会。
エース救出のために共に戦う二人だったが、監獄署⻑のマゼラン(市川男女蔵)によってルフィは絶体絶命のピンチに。さらに、ルフィの侵入を知った海軍の手によって、エースは海軍本部に移送されてしまう。
エースを助けようとする白ひげ海賊団とルフィが海軍本部に集結し、いよいよ海賊たちと海軍との頂上戦争が始まろうとしていた…。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)