「今、私たちにできること。」をテーマに作られた、乃木坂46の新曲「世界中の隣人よ」。生駒里奈、西野七瀬、若月佑美ら乃木坂46の卒業生と現役メンバーが初めて一緒に制作したということもあり、話題になっている。
キャプテンの秋元真夏が「今回の楽曲は、外出自粛を心掛けている皆さまへのエール、そして新型コロナウイルスと闘っている医療従事者の皆さまに感謝の気持ちを込め、感染拡大防止の呼び掛けを目的として制作させて頂きました」(引用:オフィシャルサイト)と綴っているように、その想いをストレートな歌詞で表現。
ピアノの伴奏ではじまる同曲は、しっとりとした温かいバラードで、<夜はいつだって明ける><未来に続く希望を信じてる><お互いに一人じゃないとわかって…>などといった前向きなメッセージが込められている。聴いていると、彼女たちの歌声に優しく包み込まれてるようで、心地いい。一つひとつの言葉がじんわりと身体に染み渡っていく。
MVは、各メンバーが、自宅などそれぞれの場所で自撮りした映像を中心に構成されているため、普段とは少し違うメンバー&卒業生の表情や雰囲気にも注目だ(とにかく美しく透明感が半端ない!)。それ以外にも、「ファンの皆さまと安全にライブを楽しめる日が1日でも早く来て欲しいという願い」のもと、乃木坂46が毎年ライブを開催している明治神宮野球場の現在の様子も収められている。
グループ史上初めての試みとなる、現役メンバーだけでなく卒業生も参加した楽曲という部分にもまた、かなりのプレミアム感があるだろう。夢の共演に胸が熱く高鳴るファンは少なくないはず。よって、この「世界中の隣人よ」が瞬く間に世間に広まっていくことは、ある程度想定内だったように思う。だからこそ、ファンだけでなく一人でも多くの人たちにこの楽曲を届けて、希望や元気を与えられたらという、彼女たちの強い意志を感じる。
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