――セガ60周年アンバサダーとして藤岡真威人さんが「せが四郎」を演じ、芸能界デビューされたご感想をお聞かせください。
藤岡弘、:(自分が)20数年前に「せがた三四郎」を演じたことが、昨日のように感じられます。皆さんに愛された「せがた三四郎」の思い出がよみがえってきました。その息子が誕生するとは驚きですし、自分の息子が演じさせていただくことも驚きです。
今日、一緒にやってみて体が震えました。当時のことがよみがえってきて、多くのスタッフの皆さんとの思い出が頭の中に浮かんできました。
――「せがた三四郎」シリーズ撮影当時の思い出はありますか?
藤岡弘、:あのころはスタッフが一丸となって、燃えるような熱意で現場が1つになっていました。あのような出会いは、長い芸能生活の中でもなかなかないものでした。それがとても印象深く、記憶に残っています。
――CMの中で、実際の息子さんが息子の役で出演するというのはすごいですね。
藤岡弘、:まさか自分の息子が後を継いで、同じような役をやるとは…こんなことがあるんですね。こんなデビューの場を作っていただいた皆さんには、感謝しなければいけません。彼(真威人)にとっては大きな出発ですが、(演技中の)真剣なまなざしを見て、親としてうれしくなりました。
――真威人さんの演技を間近で見た感想をお聞かせください。
藤岡弘、:これがデビュー作となるので、とても心配で私の方がドキドキしていました。なかなかしっかりやっているので、びっくりしましたし、昨日の夜中も一生懸命練習していたので、その効果があったのだろうと思います。
今朝も早く起きて一生懸命体を動かしたり、叫んだりしながら発声練習をしていましたが、その効果もあったと思います。これからもっと伸びると思うので、私もできることをアドバイスしながら、真威人がしっかり一人前になるまで見届けたいと思っています。
演技はまだまだですが、想像以上によくやったと思います。まだ点数はつけられないけれど、想像を上回る出来栄えでした。(真威人は)本番になると強いですね。僕も本番に強いと言われていて、窮地に追い詰められるとがぜん、力が出るタイプだったので、そのDNAを継いでいるのかなと思います(笑)。
武道を本格的にやりたいと言っているので、鍛えがいがあるな…と思いながら(撮影を)見ていました。
――お父さんの感想を聞いて、真威人さんはどんなお気持ちですか?
藤岡真威人:父が演じた「せがた三四郎」が、かつて盛り上がりを見せたという事実は知っていたので、プレッシャーはありましたが、それ以上に期待に応えようと思い頑張りました。
撮影前日は、発声練習や普段やらない柔軟体操などを行い、何をすれば良いか父に教わりながら準備を行いました。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)