榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)、芹沢豪(佐藤浩市)と共に、遺体となって発見された人気漫画家・中田文恵(渡辺めぐみ)の自宅にやって来る。
玄関で榎本らを出迎えたのは、激しくほえるイヌだった。案内した文恵のめい・友香(志田未来)は、このイヌは文恵以外の人が通ると必ずほえると説明した。
文恵には、橘麻美(岩佐真悠子)と安西理佳子(MEGUMI)というアシスタントがおり、自宅兼作業場の文恵の家に毎日通っていた。
文恵が亡くなった日、麻美は朝から午後5時頃まで仕事をして帰宅。その後、夜10時頃に来た理佳子が作業場で死亡している文恵を発見し通報したという。
現場は、玄関とすべての窓に鍵がかかった密室だった。アシスタントは合鍵を持っているが、イヌにほえられずに入室することは不可能で、近隣住民の証言によると、午後5時に麻美が帰宅してから夜10時に理佳子が来るまでの間、イヌは一度もほえなかったという。
警察は、酔った文恵が資料につまずいて転倒、その拍子に棚から落下した置物が頭を直撃し、死亡したと推定。純子らが友香から話を聞いていると、「自分はやっていない」と、麻美が入って来た。
その後、庭でイヌがほえる声がして、今度は理佳子が登場。イヌが苦手だという理佳子は、超音波でイヌを撃退する道具を持っていた。
そして、別室での検証を終えた榎本は、もう一つだけ確認したいことがあると言いだす。
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