19世紀のロンドン。優秀な外科医トリーヴズ(アンソニー・ホプキンス)は、見世物小屋で“エレファント・マン”と呼ばれる青年メリック(ジョン・ハート)と出会う。極端に身体が変形したメリックの姿を目にしたトリーヴズは、大きな衝撃を受け、彼を研究対象として病院で預かることに。当初は物も言えずおびえ続けるメリックを、誰もが知能も低いと思っていたが、ある日、知性にあふれ穏やかな性格であることが発覚。その後、新聞で取り上げられたメリックの元を、舞台女優のケンドール夫人(アン・バンクロフト)をはじめ、上層階級の人々が訪ねてくるようになる。トリーヴズは、自分がしていることは見世物小屋の興行師と同じなのではないかと悩むが――。
映画「エレファント・マン 4K修復版」は、7月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開。多くの映画館がコロナ禍を経て再開されることを祝し、鑑賞料金は特別に1,100円均一となる。
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