6月16日(火)放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」(毎週火曜夜10:30-11:15、NHK総合)に陸上・山縣亮太選手が登場する。
山縣選手は、100m走において、2012年「ロンドンオリンピック」、2016年「リオデジャネイロオリンピック」と2大会連続で日本選手のオリンピック記録を更新。さらに、リオデジャネイロオリンピックの400mリレー走では、第1走者を担当し、日本チームを銀メダルに導いた。
山縣選手の真骨頂は「逆境を乗り越える力」にある。生まれた時は、肺の機能が不全な重症の未熟児で、成長するも背が低く、体格に恵まれなかった。陸上を始めてからも、アスリートの中のアスリートが集う100m走の世界で、ぎりぎりの闘いを続けてきた反動で、体は何度も悲鳴を上げた。しかし、度重なるケガなどの逆境を乗り越えるたびに強くなり、自己ベストを更新し続け、オリンピック代表として、日本選手の最速記録を2回更新するまでに成長してきた。
そして、東京オリンピックに向けた勝負のシーズンを迎えたが、ここでも逆境に次ぐ逆境となった。長期取材を始めた2019年6月、肺に穴が開いて空気が漏れる病気「気胸」を発症。復帰後も、足や背中などの故障に見舞われた。そんな困難な状況にも屈せず、再起への道を歩んでいた山縣選手を待っていたのは、コロナ禍である。
“ミスター逆境”山縣選手の、逆境を乗り越えるための流儀に迫る。
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