「IPPONグランプリ」初登場!ミルクボーイ駒場、収録前は「正直嫌でした(笑)」

2020/06/12 11:00 配信

バラエティー

ミルクボーイ・駒場孝(C)フジテレビ

駒場孝(ミルクボーイ)コメント


――視聴者として抱いていた「IPPONグランプリ」のイメージは?

全芸人が「M-1グランプリ」のように、一つの賞レースとして見ていると思います。テレビの前で見ていても、皆さんの回答がすごすぎてしんどくなるくらいです(笑)。「自分が出たらどうなんだろう?」とぼんやり考えるんですが、あくまで自宅のテレビの前なので、本当にぼんやりとしか考えられなくて(笑)。

――「IPPONグランプリ」出場が決まった際のお気持ちは?

昔から、絶対に出たいとは思っていたんですが、正直、嫌でした(笑)。でも、大喜利は好きなので出る以上は活躍したいなと。決まってから、コロナの影響でいろんなお仕事がなくなっていく中、この「IPPONグランプリ」だけはずっとスケジュールに残っていて(笑)。出場がうれしい反面、あまりの怖さに「なくなれ!」とずっと祈っていました(笑)。

――出演に関して、相方の内海崇さんの反応は?

きのうLINEをしていて、「優勝できる気がする」というメッセージをもらいました。二人で考えなければならないことがあって、LINEをしていたんですが、内海が「もう、俺が考えとくから、明日の『IPPONグランプリ』に集中して!」というメッセージをくれて泣きそうになりました。

――初めて“IPPON”を取った際のお気持ちは?

IPPONを取って、初めてこの番組に出ているなと実感しました(笑)。それまでは、本当に出ているのか不安で仕方なかったです(笑)。初めてIPPONを取ってからは、精神的にだいぶ楽になりました。

――ブロックの組み合わせについては?

Bブロックで、最初は審査だったので様子が見られるのかなと内心、喜んでいたんですが、審査側の席と回答側の席とでは緊張感が全く違いました。回答側の席は別世界でしたね(笑)。

席順としては大悟さんと秋山さんに挟まれる形だったんですが、お二人が次元の違う回答を繰り出す中、自分がプレーンな回答をしなければならないのは苦しかったですね(笑)。ついてほしい時にはつかず、「今、別に」という時についてしまったりと、回答ボタンとの戦いもありました。

――「IPPONグランプリ」の収録を振り返って

収録前の数日間は、「M-1グランプリ」と同じくらい、「芸人、してるな」という感じで「やっぱり、これだな」と。その一方で、「M-1グランプリ」とは違って一人で出ているので、下手するとミルクボーイそのものが共倒れてしまう可能性もあるので怖かったです(笑)。共倒れにはなりたくないですし、ミルクボーイは何とか守らなければという思いが強かったので、「M-1グランプリ」とは違った緊張感がありました。

始まる前は不安しかありませんでしたが、終わってみるとまた出たいですね(笑)。松本さんの「一人ごっつ」や「松ごっつ」をずっと見ていたので、その方の前で大喜利をできるというのが、普通のことではないと言いますか、本当に芸人冥利(みょうり)に尽きます。でも、次回が決まったら決まったで、やっぱり嫌な気持ちになると思います(笑)。