ヨルシカ、新曲が映画「泣きたい私は猫をかぶる」エンドソングに決定!『とても心躍りました』

2020/06/12 18:00 配信

アニメ

ヨルシカの新曲「嘘月」が映画「泣きたい私は猫をかぶる」のエンドソングに決定(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

志田未来花江夏樹がW主演を務める長編アニメーション映画「泣きたい私は猫をかぶる」(6月18日[木]全世界独占配信、Netflix)のエンドソングに、ヨルシカの新曲「嘘月」が決定。ヨルシカのn-buna、suisが楽曲について語った。

泣きたい私は猫をかぶる」は、アニメーションスタジオ「スタジオコロリド」の長編アニメーション映画第2弾となる作品。

愛知・常滑を舞台に、「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれる、ちょっと変わった中学2年生・笹木美代(志田)と、彼女が思いを寄せるクラスメート・日之出賢人(花江)が繰り広げる不思議な物語を描く。

すでに主題歌「花に亡霊」、挿入歌「夜行」というヨルシカ書き下ろし楽曲の起用が発表されていたが、今回さらに最新曲「嘘月」がエンドソングに起用されていることが明らかに。「嘘月」は映画のエンドロールで流れ、本編を見終わった観客に深い余韻を残す1曲となっている。

また、初解禁シーンを含む本編映像に「嘘月」が流れる新PVも公開。

弾けるようなムゲの笑顔、日之出とムゲが変身した猫の「太郎」が“2人きり”で過ごす日常の1コマ、そしてムゲと日之出が手をつなぐ姿など、本編への期待が高まるシーンが満載で、「嘘月」の切ない歌詞とメロディーが深みを与えている。

ヨルシカ・n-buna(ギター/コンポーザー)コメント


ヨルシカ自体がコンセプトありきの作品を作るバンドなので、どこまでこちらの世界観で作ってしまっていいのかという心配をしていましたが杞憂でした。

ファーストコンタクトで監督から、自由にやってくださいと言われたときは心強かったです。

次作のアルバムコンセプトの1つが、春から初夏に掛けての空気感だったので、映画の世界観と外れないだろうと思い、そのとき書こうとしていたものをそのままアウトプットしました。

3曲どれも、思い出の中の街をテーマに描いた曲です。

「花に亡霊」…亡霊はつまり思い出なので、夏に咲く花に思い出の姿を見る、という意味の題です。

「夜行」…ここで言う夜は人生の夜です。大人になること、忘れること、死へ向かうことを夜に置き換えて書いた曲です。

「嘘月」…嘘つきです。歌詞の節々に、尾崎放哉の句を散りばめています。

ヨルシカ・suis(ボーカル)コメント


アニメーション映画大好きなので、アニメーション映画のエンドロールでヨルシカが聞けるなんてうれしすぎる!と、とても心躍りました。

同時に「映画を見た方全員を泣かせたい」という野望が湧き、いい歌を歌おうと意気込んだ覚えがあります。