問題のシーンは、家族連れを装って3人で泊まった宿での出来事。「私などいない方がいいんです…」といつまでも卑屈になっている沙夜に対し、辰五郎が酒を勧めたことから始まる。
「お酒は飲んだことがないんです」という沙夜は、勧められるがまま酒をおちょこで一口飲み、「おいしい」と笑顔に。そして、辰五郎に乗せられるがまま酒をもう一口二口…と飲み進めると、何かが覚醒したかのように、とっくりに直接口をつけてグイグイと飲みだす。
そして慌てて止めに入った辰五郎に「さわんじゃねぇよ!」と一声。続けて「男ってやつは本当にどうしようもない…自分一人が偉いと思ってさ…」と豹変し、再び辰五郎に「そんなことはねえ…」と止められると、「うるせえ! 上から物を言ってんじゃねえ! 私をばかにしてんだろ?」と一蹴し、馬乗りになった上で派手にビンタをお見舞いする。
“大立ち回り”をしたかと思えば、今度は三吉を捕まえ、頬ずりして「かわいい~」とデレデレ。ひとしきり暴れた後、スヤスヤと寝てしまう、という見事な酔っ払い演技を芳根が披露した。
天真らんまん、真っすぐ、真面目、ピュア、時にはおちゃめな女性の演技や、普段の礼儀正しい人柄の印象が強い芳根のレアな酔っ払い姿、振れ幅の大きな演技に、ネット上には称賛の声が。
「芳根京子ちゃんのコメディエンヌの才能が遺憾なく発揮されておる」「芳根京子ちゃんめっちゃいい」「きょんちゃん、まさかの酒乱キャラ」「芳根京子めちゃくちゃ可愛い」「酔っ払いモードも可愛い」「お酒は程々に沙夜さん笑」といった反響がSNSなどに寄せられている。
なお、第2話は6月15日(月)夜10:00に再放送、第3話は6月20日(土)夜10:00に放送される。
菊佐(山本耕史)と六助(加藤諒)の目をうまくごまかしながら、箱根の関所を越え、旅を続ける辰五郎(丸山隆平)たちは柳屋という旅籠へたどり着く。
名物であるそばに舌鼓を打っていると、1人分多くのそばが配膳されていることを不思議に思う辰五郎。その夜、風呂場で出会った琵琶法師の宗一(六平直政)からこの旅籠には幽霊が出るという話を聞き恐れおののく。
一方その頃、沙夜(芳根京子)を執拗に捜し回っている謎の虚無僧・繁太郎(猪野学)が辰五郎たちの目前まで迫ってきていた。
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