2019年6月に亡くなられた、芥川賞作家の田辺聖子さんが原作(角川文庫刊)の劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」の新ビジュアルが解禁されるとともに、当初、予定していた2020年夏での公開が延期されることが決定した。
タムラコータローが監督を務め、桑村さや香が脚本、アニメーション制作はボンズが手がける、“新たにつむがれるジョゼ”。
以前、公開されたビジュアルが、幻想的な部屋のなかで、殻に閉じこもった表情のジョゼひとりの画だったのに対し、今回、解禁となった新ビジュアルは、作品舞台となる大阪の街をイメージして描かれた、外の世界で恒夫とジョゼ、ふたりが笑顔で前へ歩いていく姿が描かれている。
新型コロナウイルスの感染拡大による国内の事態を受けて、公開延期となったが、夢に向かって、ひたむきにまっすぐ進んでいく恒夫と、夢見ていた新たな世界へ飛び出そうとする、ジョゼの希望にあふれた姿が披露される予定だ。
なお、公開日の変更については、決定次第、公式HPで公開される。
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