ブロマンス・ファンタジー時代劇「陳情令」と原作を同じくする中国アニメシリーズ「魔道祖師」が、2020年9月よりWOWOWプライムにて放送されることが明らかになった。
本作は、2015年よりオンライン連載が始まり、完結後はラジオドラマ、マンガ、実写ドラマなど、さまざまなメディアミックスを展開している、中国の大人気BL小説「魔道祖師」をアニメ化したもの。
2018年より中国のテンセントビデオ(騰訊視頻)にて配信されると、公開からわずか3日で4000万PVを超え、同サイトのアニメアクセスランキングで1位を獲得。
水墨画を意識した背景美術に、華麗な武闘シーン、古典楽器を用いた音楽などが評判を呼び、2年連続で中国マンガ・アニメーション関連最大のコンペティションである「金龍賞」のアニメシリーズ最優秀賞を受賞するなど、高い評価を集めている。
また、中国トップクラスの人気声優たちが勢揃いした本作で藍忘機を演じる辺江(ビエン・ジャン)は、ドラマ「陳情令」でも藍忘機の吹替えを担当。さらに、仙術を華やかに再現したアニメならではの描写など、「陳情令」との関連性にも注目だ。
世は岐山温氏が暴虐の限りを尽くし、人々は苦しみに喘いでいた。姑蘇藍氏、雲夢江氏、蘭陵⾦氏、清河聶氏ら仙門の修⾏者たちは「射日の征戦」を⾏い、⼒を合わせて温氏を討伐することに成功する。
夷陵⽼祖(いりょうろうそ)である魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は、「射日の征戦」で貢献を果たしたが、彼の修めた⻤道は強大な⼒を持つがゆえに、人々に恐れられ、謗られ、やがてその⾝の破滅を招いてしまう。
そして13年後。死んだはずの魏無羨は呪術によって世に蘇り、かつての友・姑蘇藍氏の藍忘機(ラン・ワンジー)、義兄弟である雲夢江氏の江澄(ジャン・チョン)と再会。だが、過去の謎は未だ消えず、世間は再び彼を疑い始めるのだった。すべての物語の始まりは、彼らの少年時代の出会いに遡る…。
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