広漠とした静かな湖の向こうに、小さく灯るオレンジの明かり。
この曲を聴いて、そのような光景が目の前に浮かびました。
レコーディングブースに入ってもその印象は変わりませんでした。
スタジオはやたら広く、スタッフも距離をとっているため遠い。
ここからどのような笑顔を届けることができるのか。
悩みながらも、誰かの明かりになったらと、思いを込めて歌いました。
笑顔はひとつではありません。
くすっと笑う笑顔、照れた笑顔、悲しみを抱えた笑顔、満面の笑顔。
この曲にはあらゆる笑顔が込められていると感じました。
レコーディング中は、自分からどのような笑顔を生み出すことができるだろうと考えながら声を出していました。
しかしそれに対する明確な答えを出すことはできませんでした。
果たしてこのような歌声でよかったのか。
悩みながらスタジオを後にしたとき、少しだけ足取りが軽くなっていることに気付き、自然と笑顔がこぼれました。
この曲には、そういった力があります。
どのようなときも笑顔でいること、また人の笑顔に出会うこと、その必要性を問うこの曲がたくさんの人の胸に届くことを願っています。
これ以上無い櫻井さんの想いが詰まった楽曲に、この飛花落葉の中、これでもかという位にメンバー一同、気持ちを込めて歌わせて頂きました。
櫻井さんから頂いたお手紙の言葉を飲み込み、僕らジャニーズの面々が、「今」この曲と出会えた事、歌う意味を噛みしめて向き合わせて頂きました。
想いのすべてよ
どうか君に届け
櫻井さんが心を込めて作ってくださった曲を歌わせていただき、とても光栄でした。
歌っていても、聞いていても、前向きな気持ちになれる楽曲です。
一人でも多くの方々に聞いていただき、みなさんが笑顔になれますように…。
櫻井和寿さんが制作してくださった曲を歌うことができとても光栄でした。
僕らの想いが詰まったこの曲が、皆さんにとって希望や笑顔のきっかけになれたら嬉しいです。
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