多くの芸能人がYouTubeやInstagramなどのアカウントを開設したり、人気俳優同士のコラボ配信やドラマキャストによる実況配信、星野源が4月に公開した「うちで踊ろう」など、SNSでの発信がニュースになった自粛期間。当たり前のようにSNSに触れてきた平成生まれなどの若いタレントたちとともに、驚きのSNS発信力を見せた“昭和生まれ”タレントたちもファンをにぎわせていた。インパクトの強い発信とともに、その影響力や発信力を分析する。
フォロワー228万人を持つ女優・石田ゆり子が、Instagramでライブ配信を5月31日に実施。過去に一度4分だけ実施した配信以来だったという。
夜10時頃からライブ配信を始めた石田。板谷由夏から始まり、斎藤工、星野源、吉田羊、松島花といった俳優陣が次々とコラボ配信で登場。ギタリストやスタイリスト、コーディネーターといった面々も。そして、妹の石田ひかりも突然ながらコラボ配信に応答し、姉妹共演を果たした。さらに綾野剛、水川あさみらがコメント欄に現れる一幕も。星野源とは「逃げるは恥だが役に立つ」(逃げ恥)にまつわるトークも行われた。
自粛期間中は、「#うたつなぎ」や「#自撮りつなぎ」といったさまざまな「#〇〇つなぎ」が発信された。
その中で松本明子が、TwitterとInstagramで「#アイドルうたつなぎ」を4月11日にスタート。その開始時の動画は7万回再生超えに。そして、森口博子、荻野目洋子、渡辺美奈代ら昭和を代表するアイドルたちだけでなく、SUPER☆GiRLS、でんぱ組.incといった若い世代のアイドルにもつながっていく影響力を見せるとともに、ステイホーム中のファンを喜ばせたことだろう。